私の愛したサッカー選手【その1】ドラガン・ストイコビッチ(ユーゴスラビア)

こんにちは。サッカー大好き、アラフォーおじさんです。

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中学3年の時にJリーグが開幕し、地元愛媛県でキャンプをしてくれた名古屋グランパスをひたすら応援。高1の時にたまたまBSでやっていたイングランド・プレミアリーグの試合でめちゃくちゃ足が早くてドリブルの上手いウィングプレーヤーを見て海外サッカーに目覚める。それから深夜のセリエAダイジェストに毎週かじりつき、ユーロ96を見るために父親に頼み込んでWOWOWに加入して、社会人になったらスカパーをすぐに契約して毎日ずーっとサッカーをテレビに流してた。あの頃のめり込んだサッカーの思い出を、好きな選手と目に焼き付いて離れないプレーとともにご紹介。

 

記念すべき第1回は、もちろん

ドラガン・ストイコビッチ

名古屋グランパスファンだけでなく、日本のサッカーファンなら全員が「神」と崇めているハズ(!?)の妖精ピクシーことドラガン・ストイコビッチユーゴスラビア代表の10番として2度のワールドカップ出場、そして名古屋グランパスでは選手だけでなく監督としても活躍し、ついに2010年に悲願のJリーグ初優勝を成し遂げる。

Jリーグでは95年Jリーグ最優秀選手をはじめ3度のベストイレブンに輝く。昔行われていたオールスター戦でも3度のMVPに輝くお祭り男であり、いまだにJリーグの最多レッドカード記録保持者でもある熱い男である。

余談だが、試合中に鼻水をフンッと飛ばすシーンに驚いて真似した人は多いハズだ。

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背番号10が良く似合う。

 そんなストイコビッチの名シーンといえば、

最も有名なのは94年ジェフ市原戦での雨中のリフティングドリブルだろう。あんなプレーをする人はJリーグにはいなかったので日本中のサッカーファンに衝撃を与えた歴史に残るプレーだ。だが私がもっとも衝撃を受けたのは、中西哲生へのあのダイレクトパスだ。


【サッカー】ストイコビッチ ピクシー スーパーサッカー特集 TBS

(該当箇所9:10ぐらいから)

長いサイドチェンジのボール、相手ディフェンダーもそんなに近くなく余裕でトラップすると誰もが思った瞬間、足の甲をぽんっと出して、完璧な強さ・完璧な速さ・一寸の狂いもなく完全にコントロールされたボールが全力で走り込む中西哲生選手の足元(シュートをうつための最高の場所)へピッタリと送られた。「えっ!」って1億人ぐらい言ったと思う。私は生まれてはじめて見た「シンプルで美しいプレー」に完全に心を奪われたのでした。

ユーゴスラビア代表では、マラドーナ以上に輝いていたと言われる90年ワールドカップから、テレビで弟と見て衝撃を受けたフリーキックをご紹介。壁の外を巻いて入るとんでもないフリーキックを見て弟と二人で大興奮。数年後にストイコビッチだったと知ってさらに驚いたのでした。


1990 World Cup Yugoslavia vs Spain (Dragan Stojkovic)

(該当シーン3:15~)

実はこの試合はもう1点決めていてそれもストイコビッチらしい素敵なゴールです。

 

サッカーの素晴らしさと多くの感動を与えてくれたストイコビッチ

いつか日本代表監督として戻ってきてくれる日を待っています。