私の愛したサッカー選手【その5】ブランコ(ブラジル)
こんにちは。サッカー大好き、アラフォーおじさんです。
ブラジル代表の左サイドバックで強烈なFKを蹴る、といえば皆さん思い浮かべるのはロベルト・カルロス選手ですよね。でもその元祖はブランコ選手なんです!
ブラジル代表で86年、90年、94年のワールドカップに出場したレジェンド。私が見たのは94年アメリカワールドカップ準々決勝のオランダ戦。というか、実はこの試合と決勝のイタリア戦の2試合しか見たことがない・・・。でもなぜ私の愛したサッカー選手かというと、オランダ戦のFKが凄すぎたから!そもそも93年開幕のJリーグしかほとんど見たことのない私はFKといえばジーコ(鹿島)やエドゥ(横浜F)のイメージで壁の上を越えて曲がって落ちる、というのが常識でした。
しかしこのブランコ選手、まず助走が長い。いやいやどこまで下がるねん!と思わずツッコミ!しかし次の瞬間、アウトサイドキックで低くて早くて正確なFKを叩き込んだのです!えーーーー!こんなFKあるんだ!なんやねんこのおっさん!とにかく衝撃でした。
ワールドカップ94 ブラジル代表 3/4(該当4:20~)
ちなみにこの大会はブランコ選手は若きレオナルドにレギュラーを奪われて控えでした。(レオナルドが左サイドバックとは贅沢な・・・)しかしレオナルドが故意ではない肘打ちでレッドカードを受けて出場停止となったため準々決勝のオランダ戦から出場することになりました(レオナルドといいゾラといい不運なレッドカードが多い大会ですね)。かっこいいレオナルド→くたびれたおっさん。正直がっかりしていたのですが、このFK一発ですっかり虜になりました。この試合は3-2でブラジルの勝利!ブランコ選手のFKが決勝点です!
余談ですがそれからの私は高校のサッカー部で、愛するゾラの狙いすましたFKと愛するブランコの鋭いFKの二刀流を身につけるべく毎日違う蹴り方のFKをひたすら練習し、足首を痛めたのは言うまでもありません(補欠だったけど)。
サッカーの魅力はいろんなゴールのしかたにあると思っています。そのひとつを見せてくれたブランコ選手に拍手~!