私の愛したサッカー選手【その6】アルバロ・レコバ(ウルグアイ)

こんにちは。サッカー大好きアラフォーおじさんです。

ハイ、白状します。天才、ファンタジスタ、大好きです。連載6回で天才系の選手4人目でございます。

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主にインテルで活躍したレコバ

という訳で今回はウルグアイの天才レフティアルバロ・レコバ選手です。彼の特徴は、強烈かつ正確なFK、長距離でもお構いなしのシュート力、そして細かいスペースをバッチリ通すパス、そしてドリブル、もう全て揃ったスーパースターです。

さて、そんな天才をわざわざ取り上げる理由はズバリ、インテルでのデビュー戦を紹介したいからです!

レコバが入団した1997年、インテルファンの関心は同年にバルセロナから移籍してきた怪物ロナウド一色でした。8月31日の開幕戦も世界中のサッカーファンがロナウドの活躍を楽しみに観戦していました。

ところが試合は期待のロナウドも不発の中で格下のブレーシャが1点リードのまま残り20分。そこに背番号20の無名な若手選手が投入されます。レコバです。そして迎えた79分、ゴールまでまだ30メートルはある距離でボールを持ったレコバは、目の前が空いているのを確認すると、左足を一閃!コース、スピードともに完璧なシュートが文字通りゴールに突き刺さりました!誰もが驚愕したゴール。しかしまだ終わっていませんでした。残り時間が僅かとなった87分、ゴールから30メートル離れた場所でFKが与えられます。ボールにはレコバ。無名の新人が堂々と構えているのは、その前のシュートがあったから。たった一撃でチームメイトをもねじ伏せていたのです。そして鋭く放たれたフリーキックは美しい放物線を描いて、再びゴールに突き刺さったのです。2-1で逆転勝利。怪物ロナウドのデビュー戦は、無名の新人選手の鮮烈なお披露目戦となったのです。


Recoba debut for Inter (31 - 8 - 1997)

ただ、どうもかなりの練習嫌いだったらしく、思ったほどブレイクしませんでした。。でも私はあの日の興奮を一生忘れないでしょう。いつか会える日を。